デフォルト変数

システム変数 - デフォルトプロトコルは、以下に関するHMIシステム変数を示すタグを作成できるようにします:

 

プロトコルエディタ設定

プロトコルエディタダイアログのPLCモデルリストからデフォルトを選択してください。

 

タグエディタ設定

パス: プロジェクトビュー> 構成 > タグをダブルクリック

  1. タグを追加する場合、+をクリックしてください。新しいタグを追加できます。
  2. ドライバリストからシステム変数を選んでください。タグ定義ダイアログが表示されます。

要素 コメント

メモリタイプ

タグが関連するシステム変数を表わします。 

下記のセクションは可能なシステム変数の全リストを示したもので、カテゴリー別にグループ化されています。

アラーム変数
変数名 コメント データタイプ
Alarm not acknowledged

認識されていないアラームが保留の場合はTrue

(トリガ済み 認識されていない<>0) または (トリガ済み 認識されていない<>0)

boolean

読込み専用

Alarm triggered

少なくとも1つのアラームがトリガされた場合、True

(トリガ済み 認識済み<>0) または (トリガ済み<>0) または (トリガ済み 認識されていない<>0)

boolean

読込み専用

Number of missed alarm events イベントキューを超過したアラーム。キューの長さは engineconfig.xml ファイルに定義されています。

int

読込み専用

Number of not triggered acknowledged アラーム状態がもはやアクティブではありません。アラームは既に認識済み

int

読込み専用

Number of not triggered not acknowledged アラーム状態がもはやアクティブではありません。認識されるのを待っています

int

読込み専用

Number of triggered acknowledged アラーム状態がアクティブです。アラームは既に認識済み

int

読込み専用

Number of triggered alarms アラームがアクティブ。認識は必要ありません

int

読込み専用

Number of triggered not acknowledged アラーム状態がアクティブです。認識識されるのを待っています

int

読込み専用

ブザー変数
変数名 コメント データタイプ
Buzzer Setup

0 = 無効化

1 = 有効化 (ブザー音が任意のタッチスクリーンのイベントでも聞こえる)。

2 = ブザーステータスが、ブザーコントロールシステム変数、あるいはメインマニュアルの「プロジェクトプロパティ」内のタッチプロパティ上のブザーによってコントロール

 

タッチスクリーン (セットアップ=1) 上のブザーは Linux プラットフォームでは利用できません。代替手段で「タッチ上のブザー」プロパティを参照してください。

int

Buzzer Control

0 = ブザーオフ

1 = ブザーオン

2 = ブザー点滅

int

Buzzer Off Time 点滅が選択された場合のミリセカンドによるオフ持続時間デフォルト = 1000。範囲:100–5000

int

Buzzer On Time 点滅が選択された場合のミリセカンドによるオン持続時間デフォルト = 1000。範囲:100–5000

int

通信変数
変数名 コメント データタイプ
Protocol Communication Status

通信プロトコルのステータスを要約します。

0 = プロトコルが実行していません。プロトコルドライバが HMI デバイスに適切にダウンロードされなかった可能性があります。

1 = ロードされて開始されたプロトコル、通信エラーなし

2 = 少なくとも1つの通信プロトコルがエラーを報告しています

int

読込み専用

Protocol Error Message

エラーソースのある通信エラー。

例:"[xxxx]" この場合「xxxx」はエラーソースのプロトコル略語です。

複数の頭字語が複数のエラーソースの場合に現われます。エラーが報告されない場合空白です。

string

読込み専用

Protocol Error Count 前回のリセット以来発生した通信エラーの数。「リセットプロトコルエラーカウント」のアクションで値をリセット。メインマニュアルの「システムアクション」を参照。

int

読込み専用

データベース変数
変数名 コメント データタイプ
Database link error message

前回検知されたエラーの説明

string

読込み専用

Database link status

0 = 未定義 (まだ初期化されていない)

1 = オンライン (準備ができている)

2 = オフライン (利用できない)

3 = 転送が進行中

4 = エラー

int

読込み専用

Database link error count エラーカウンター。各エラー後に増加

int

読込み専用

各データベースは配列になっていて、そこでインデックスがデータベースリンク接続 (1-10 の範囲) を選択します
データベースコネクタアクションが実行された場合に限り、変数がアップデートされます

夏時間変数
変数名 コメント データタイプ
Standard Offset 標準時が GMT に関して設定された場合の分単位によるオフセット (例:-8x60 = -480 分)

int

読込み専用

Standard Week 標準時がスタートする週 (例:第1 = 1)

int

読込み専用

Standard Month 標準時がスタートする月。範囲:0–11。(例:11月 = 10)

int

読込み専用

Standard Day 標準時がスタートする日 (例:日曜 = 0)

int

読込み専用

Standard Hour 標準時がスタートする時間 (例:02 = 2)

int

読込み専用

Standard Minute 標準時がスタートする分 (例:00 = 0)

int

読込み専用

DST Offset DLS時間がGMTに関して設定された場合の分単位によるオフセット (例:

int

読込み専用

DST Week DLS時間がスタートする月。

int

読込み専用

DST Month DLS時間がスタートする月。範囲:0–11

int

読込み専用

DST Day DLS時間がスタートする日

int

読込み専用

DST Hour DLS時間がスタートする時間。

int

読込み専用

DST Minute DLS時間がスタートする分

int

読込み専用

変数はすべて読み出し専用です。それらはシステムクロックをアップデートするために使用することができません。

デバイス変数
変数名 コメント データタイプ
Available System Memory バイト単位による利用可能な RAM メモリ

uint64

読込み専用

Backlight Time デバイスの製造以降の、時間単位によるディスプレイバックライトのアクティベーション時間

unsignedInt

読込み専用

Battery LED

低バッテリーLED インジケータを有効化/無効化 (利用可能な場合)

0 = 無効化

1 = 有効化

Linuxプラットフォームでは利用できません ("HMIデバイスの能力"でデバイスのプラットフォームを見つけてください)

int

Display Brightness

輝度レベルを返して調節。

低い光源レベル (0..3) に設定されると、バックライトは、より高いレベルで8秒間点灯し、ユーザが調節を行うことができるようにします。そしてその後スイッチが切れます。

0に設定された時でも、バックライトはオンになり、バックライト時間カウンターが増えます。範囲:0–255

int

External Timeout

非動作時間。この時間後はディスプレイバックライトは自動的にオフになります。バックライトは、ユーザが画面にタッチすると自動的にオンになります。

-1 =

バックライトをオフにして、タッチを無効化にします(ディスプレイをオフにします)。バックライト時間カウンタは停止します。

BSP v1.0.324以降が必要になります。

-2 =

バックライトをオフにしますが、タッチは無効化になりません。タッチが押されると、イベントはアプリケーションに引き渡されませんが、スクリーンセーバが終了してバックライトが再びオンになります。

BSP v1.0.324 以降が必要です。

0 = バックライトをオンにします(ディスプレイをオンにします)。
1..n =

バックライトをオフにするまでのタイムアウト(秒) (スクリーンセーバタイマ)

タイムアウト値はで1分の倍数 (60、120、180、等々) に四捨五入されます。

"HMIデバイスの能力"でデバイスのプラットフォームを見つけてください。

int

Flash Free Space 内部フラッシュメモリに残されたフラッシュの容量

uint64

読込み専用

Manufacturer Code HMIを識別するコード番号

short

読込み専用

Server RAM Usage HMIで使用された現在のRAMメモリ (バイト単位)

uint64

読込み専用

System Font List システムフォントのリスト

string

読込み専用

System Mode

ランタイムオペレーションステータス

1 = 起動

2 = 構成モード

3 = 操作モード

4 = 再起動

5 = シャットダウン

int

System UpTime ユニットの製造以来システムに電力が供給された時間 (時間単位)

unsignedInt

読込み専用

ダンプ情報変数
変数名 コメント データタイプ
Dump Error Message ダンプ中にエラーが発生した場合、エラーメッセージを返します。

string

読込み専用

Dump Archive Status

0 = 最初のデフォルト状態
1 = トリガされた操作
2 = 操作が正常に完了
3 = 操作がエラーを出して完了

int

読込み専用

Dump Recipe Status

0 = 最初のデフォルト状態
1 = トリガされた操作
2 = 操作が正常に完了
3 = 操作がエラーを出して完了

int

読込み専用

Dump Trend Status

0 = 最初のデフォルト状態
1 = トリガされた操作
2 = 操作が正常に完了
3 = 操作がエラーを出して完了

int

読込み専用

Reset Recipe Status

0 = 最初のデフォルト状態
1 = トリガされた操作
2 = 操作が正常に完了
3 = 操作がエラーを出して完了

int

読込み専用

Restore Recipe Status

0 = 最初のデフォルト状態
1 = トリガされた操作
2 = 操作が正常に完了
3 = 操作がエラーを出して完了

int

読込み専用

ネットワーク変数
変数名 コメント データタイプ
Gateway

HMIのメインEthernetインターフェースのゲートウェイアドレス

string

読込み専用

IP Address

HMIのメインEthernetインターフェースのIPアドレス

string

読込み専用

Mac ID HMIのメインEthernetインターフェースのMAC ID

string

読込み専用

Network Adapter Parameters ネットワークアダプタパラメータを読み込みまたはアップデートするために使用できるJSONストリング

string

Network Status

アダプタパラメータの内部に書くことにより要求される最後の操作の結果を含んでいます。それは各書き込み操作後にアップデートされます。

  • 空のストリングはエラーがないことをを意味しています。
  • 前回のエラーの説明

string

読込み専用

Subnet Mask HMIのメインEthernetインターフェースのサブネットマスク

string

読込み専用

PLC 変数
変数名 コメント データタイプ
Get CopyCodesysProject Action Status

CopyCodesysProjectアクションのステータスを提供します。

0 = アクションがコールされない

1 = アクションが進行中

2 = アクションが完了

3 = アクションが中止 (CHI ファイルが欠けている)

4 = アクションが中止 (PRJ ファイルが欠けている)

5 = アクションが中止 (SDB ファイルが欠けている)

6 = アクションが中止 (複数のCHKファイルが見つかった)

7 = アクションが中止 (複数のPRJファイルが見つかった)

8 = アクションが中止 (複数のSDBファイルが見つかった)

9 = アクションが中止 (一貫性のないファイル名)

10 = アクションが中止 (ディレクトリを作成できない)

11 = アクションが中止 (コピーに失敗)

12 = アクションが中止 (Codesysモジュールが存在しない)

int

読込み専用

PLC Status

内部PLCのステータスを提供します。

0 = 実行モード

1 = 停止モード

2 = ファイルから再読み込み

3 = リセットWarm

4 = リセットCold

5 = リセットHard

int

PLCシステム変数はCODESYS V2内部PLCを意味します

画面変数
変数名 コメント データタイプ
X Screen resolution ピクセル単位で水平画面サイズを表示

int

読込み専用

Y Screen resolution

ピクセル単位で垂直画面サイズを表示

int

読込み専用

SDカード変数
変数名 コメント データタイプ
SD Card FreeSpace

カード上の利用可能な容量 (バイト単位)

uint64

読込み専用

SD Card Name SDカードの名前

string

読込み専用

SD Card Size スロットに差し込まれたカードのサイズ (バイト単位)

uint64

読込み専用

SD Card Status

0 = SDカードが取り外された

1 = SDカードが差し込まれた

int

読込み専用

サーバ変数
変数名 コメント データタイプ
Page name 現在のページの名前

string

読込み専用

Project Name 現在のプロジェクトの名前

string

読込み専用

Project load time システム日付表示形式 (ミリセカンド) による、プロジェクトがJMobile HMI Runtimeにロードされた日付

uint64

読込み専用

Last operating mode start time

デバイスが操作モードを始めてから経過した秒数

uint64

読込み専用

すべての変数は、HMI Clientではなくサーバに関するものです。

時間変数
変数名 コメント データタイプ
Day Of Month 範囲:1–31

int

Day Of Week

範囲:0 =日曜、..、6 = 土曜

int

Hour 範囲:0–23

int

Minute 範囲:0–59

int

Month

範囲:1–12

int

Second

範囲:0–59

int

System Time UTC時間と同じ。さらに、それは、この変数の日/時間として設定することができます unsignedInt
Year 本年 int

UTC形式で表現されたシステム時間

USBドライブ変数
変数名 コメント データタイプ
USB Drive FreeSpace 利用可能な容量 (バイト単位)

uint64

読込み専用

USB Drive Name

USBデバイスの名前

string

読込み専用

USB Drive Size USBポートに差し込まれたデバイスのサイズ (バイト単位)

uint64

読込み専用

USB Drive Status

0 = USBドライブが取り外されている

1 = USBドライブが差し込まれている

int

読込み専用

バージョン変数
変数名 コメント データタイプ
Main OS version メインOSのバージョン

string

読込み専用

Runtime version

ランタイムのバージョン

string

読込み専用

Project name プロジェクト名

string

読込み専用

Project version Project version

string

 

Project GUID プロジェクトGUID (一意の識別子)

string

読込み専用

仮想のComスイッチ変数
変数名 コメント データタイプ
VCS status

VCSサービスのステータスを提供します。

0 = サービス有効化

1 = クライアントが交互的モードで接続された

2 = クライアントが排他的なモードで接続された

3 = サービスが無効化 (デフォルト)

unsignedByte

読込み専用

VCS disable

VCSサービスの手動による無効化を提供します。

0 = VCSサービス有効化

1 = VCSサービス無効化 (デフォルト)

boolean

VCS port VCSサービスによるHMI上の現在の TCPポートのリスニングを提供します。 unsignedShort

 

データタイプ

システム変数にはそれぞれ特定のデータタイプがあり、上記の表に記載されています。

以下の表は、システム変数に使用される任意のデータタイプの詳細を示します。

データタイプ メモリスペース 制限
short 16ビットデータ -32768 ...32767
int 32ビットデータ -2.1e9 ...2.1e9
unsignedByte 8ビットデータ 0 ...255
unsignedShort 16ビットデータ 0 ...65535
unsignedInt 32ビットデータ 0 ...4.2e9
uint64 64ビットデータ 0 ...1.8e19
string 選択されたコード化で定義された文字コードを含む要素の配列

配列サイズ

ストリングタグの場合、このプロパティはストリングタグで有効な最大バイト数を表します。

注意:エンコードのプロパティがタグエディタで UTF-8 あるいは Latin1 に設定されている場合、バイト数はストリングの文字数に相当します。
エンコードのプロパティが UCS-2BE、UCS-2LE、UTF-16BE、あるいは UTF-16LE に設定されている場合、1文字は2バイトを必要とします。

変換

タグに適用される変換。

選択されたデータタイプによって、許可されたリストは下記のように1つまたは複数の変換タイプを示します。

コメント
Inv bits

inv: タグのすべてのビットを反転します。

例:
1001 → 0110 (2進数の形式で)
9 → 6 (10進数の形式で)

Negate

neg: タグ値の反対値を設定します。

例:
25.36 → -25.36

AB -> BA

swapnibbles: バイトのニブルを交換します。

例:
15D4 → 514D (16進数の形式で)
5588 → 20813 (10進数の形式で)

ABCD -> CDAB

swap2: 単語のバイトを交換します。

例:
9ACC → CC9A (16進数の形式で)
39628 → 52378 (10進数の形式で)

ABCDEFGH -> GHEFCDAB

swap4: ダブルワードのバイトを交換します。

例:
32FCFF54 → 54FFFC32 (16進数の形式で)
855441236 → 1426062386 (10進数の形式で)

ABC...NOP -> OPM...DAB

swap8: ロングワードのバイトを交換します。

例:
142.366 → -893553517.588905 (10進数の形式で)
0 10000000110 0001110010111011011001000101101000011100101011000001

1 10000011100 1010101000010100010110110110110010110110000100111101
(バイナリの形式で)

BCD

bcd: 2つのニブルにバイトを分離し、それらを10進数 (0~9) で読み込みます。

例:
23 → 17 (10進数の形式で)
0001 0111 = 23
0001 = 1 (最初のニブル)
0111 = 7 (第2のニブル)

転換を選択して、[+] をクリックしてください。選択されたアイテムが、構成済みリストに加えられます。

さらに多くの変換が構成された場合、それらは順番に適用されます (構成済みリストの上から下まで)。

矢印ボタンを使用して構成された変換を順番に並べます。