SQL4Automation (レガシー)

JMobile Studioは、産業用ソフトウェアソリューションであるSQL4Automation コネクタとの接続を可能にします。HMI、PLC、ロボット制御をSQLデータベースと直接接続します。HMIはコネクタを介してSQLデータベースに直接アクセスし、SQLコマンド[構造化クエリ言語]を使用して、表からデータをクエリしたり、表のデータを挿入、変更、削除したりできます。

データベースサイトはODBCで通信します。したがって、ODBCインターフェースをサポートするすべてのSQLデータベースを統合できます。SQL構文は、MS SQL Server、mySQL、MS Office Access、SQLite、Oracle、PostgreSQLなど、指定されたデータベースに適合させる必要があります。

データを外部データベースに保存するには:

  1. データベースをホストしているコンピュータ、またはHMIデバイスとデータベースの間のコンピュータにSQL4Automationツールをインストールします。
  2. SQL4Automationツールを構成します。
  3. 専用のDBアクションを使用して外部データベースにアクセスするプロジェクトを作成します。

SQL4Automationをインストール

SQL4automationの最新バージョンをダウンロードして、コンピュータにインストールします。詳細とダウンロードについては、www.sql4automation.comを参照してください。

このドキュメントに記載されている手順は、SQL4Automationコネクタバージョン3.3.2.0に関するものです

SQL4Automationの構成

重要:構成手順の詳細については、SQL4Automationのユーザズマニュアルを参照してください。

ここでは、MS Officeデータベース(MS Access)にアクセスする方法について簡単に説明します。

コンピュータにMS Officeスイートをインストールし、Microsoft Accessを使用して空のデータベースを作成する必要があります。

SQL4Automationを開始し、手順に従ってSQL4Automationコネクタを構成します:

  1. [ODBC Admin...]を選択します。[ODBC Data Source Administrator]ダイアログが表示されます。
  2. [System DSN]タブを選択します。
  3. [Add]をクリックします。[Create New Data Source]ダイアログが表示されます。
  4. Microsoft Access Driverを選択します。
  5. [Finish]をクリックします。
  6. データソース名説明を入力し、[Select]をクリックします。[Select Database]ダイアログが表示されます。
  7. Accessデータベースを選択します。
  8. [OK]をクリックします。
  9. 最初の接続のため、[New]をクリックしてデータソースを選択します。
  10. コンピュータのIPアドレスを選択します。これは、HMIデバイスから使用される接続IPアドレスになります。
  11. データソースを選択します。
  12. [OK]をクリックします。
  13. [connect]をクリックします。
  14. [License] > [Activate Test license]をクリックします。リンク1のLEDが緑色に変わったら、手順は正しく完了しています。
  15. [OK]をクリックします。

接続制限

SQL4Automationは、事前定義された数の接続のライセンスを持つUSBドングルとして提供されます。接続は、SQL4Automationコネクタ内では「リンク」と呼ばれます。接続数は、購入したライセンスによって異なります。

SQL4Automationコネクタは、データベースを実行している同じコンピュータ/サーバにインストールできます:

または、別のコンピュータ/サーバにインストールできます: